フルーツトマト

ちょうど今、初春はフルートマトが出回る本当にお美味しい時期です。
トマトといえば゛夏゛のイメージが強いのですが、
フルーツトマトとは、夏のトマトとは一線を画し糖度8°以上は当たり前のハウス育ちの小ぶりトマトです。
毎年様々な産地から色々な変わったネーミングでフルーツトマトがお目見えしますが、今年のオゥレギュームは長野産の西海トマトと茨城県協和町産のスーパーアグリを使用しています。
フルーツトマトといえば昔の永田式緑健トマトが有名ですが、ハウスの中で水分をギリギリまで抑えて与え、さながら苺等のフルーツを栽培するかの様に糖度を上げているようです。
ひと昔前は糖度の高さだけを競っていた感がありますが、最近は甘みと酸味のバランスが非常によい品が多く目立ちます。
硬く身の引き締まった甘酸っぱいトマトはそれだけで料理のアクセントになりますが、クシ形に切って軽く温めると味香りが倍増します。
フルーツトマトは僕も大好きな食材の一つで、ムースやマリネ、コンフィ、クーリ、チップ等々
 
写真の料理はオゥレギューム風カプレーゼです。
イタリア産の美味しいモッツァレラ ボッコンチーニに湯剥きした協和町トマト、トマトのジュレとソルベにチップとなんとも豪華にトマトずくし!
年間に3ヶ月くらいしか出回らない旬の恵みをぜひお楽しみ下さい。