料理とワインのマリアージュ孝〜1〜

料理とワインを飲み食べ合わせる事を「マリアージュ」と云います。
マリアージュさせることにより、味わいや香り豊かさを互いに引き立たせ合い、1+1=3以上の相乗効果を得る事が出来ます。
弊店はお客様のワインのお持ち込みに関して寛容な対応をしております。が、なかなか他店のお話を聞く限り、いくつかの理由でワインのお持ち込みは難しいみたいです。
ひとつの理由として、お店の料理とお客様が持ち込むワインが「マリアージュ」されない、という事。解りやすく言うと、各店で用意してある料理とワインをバランスよくチョイスして差し上げるのがソムリエの役割で、大体のお店というのは料理、飲料の価格や味わいをパワーバンドの中に収めてあり、奇をてらわなければたいがいマッチするようになっているモノです。
そこにきて弊店の様な野菜中心の料理に赤ワインの古酒や蔵出しグランウ゛ァン?という事態がよくあります。確実に分不相応、格が違い過ぎます。このような現象に弊店開店来悩まされておりました。そこである時、ある顧客のかたにその疑問をぶつけてみました。そしたらなんとその顧客のかたのお答えに僕の長年の悩みはモノの見事にぶっ飛んでしまいました。
続きは2で。